Work 技能職

技術を習得した先には、
適性や能力を発揮する多彩な道がある

技術を習得した先には、さまざまなキャリアパスが広がっています。技術力を待遇面で評価する能率給制度や独立支援制度のほか、能力や適性により、総合職へ転向するキャリアパスも用意しています。

三井ホームエンジニアリングなら
意欲を持って楽しく働ける
ステージが待っている

AIが多くの仕事にとって代わると言われている将来も、建物をつくる大工の存在価値は変わらず、むしろ希少価値が高まると思われます。三井ホームエンジニアリングでは、大工として一人前になるための育成体制を整えており、将来のキャリア選択肢も豊富にあります。意欲を持って働ける、やりがいのある職場が待っています。

インタビュー

「自分が建てた家だ」と言えるよう、今は研鑽中

S・I 入社3年目
秋田県の高校を卒業後、宮城県の建築専門学校を経て入社。趣味は料理とスニーカー集め。休日は愛猫と過ごすのが楽しみ。
いま頑張っていること
建物の構造部を組み立てる建方に加えて、建物内部の仕上げを行う造作にも興味があり、現場で日々、勉強中です!

リフォーム番組を見て
大工を志望したのは、小学4年生

大工を志したきっかけは、小学校4年生の時に見たテレビのリフォーム番組でした。そこに登場する“匠”(大工さん)を見て、自分もこんな風にきれいな家や家具を作ってみたいと思うようになりました。家族や周囲に大工をやっている人はいませんでしたが、その後もブレることなく、建築科のある高校、そして専門学校へ進み、三井ホームエンジニアリングの求人募集を見て、技能職を選びました。地元のある東北は、雪のため冬期は出稼ぎに出る大工さんが多く、最初から就職先は東京で決めたいと思っていました。他にも1社、東京の工務店を受けましたが、最初に出会った面接官や事務所の雰囲気の良さ、そして何より三井ホームの家を手掛けることができるという点が決め手となり、この会社を選びました。

先輩の仕事ぶりを見て
吹き飛んだ中途半端な自信

技能職が担当するのは、床組みから上棟までの建方工事です。現在は50代の先輩と入社1年目の後輩と3人でチームを組んでいます。1カ月に担当する現場は、多い時で3棟前後、規模が大きい時は1棟の時もあります。高校・専門学校と5年間大工の勉強をしてきたので、自分の腕前には多少の自信がありました。でも、そんな中途半端な自信は入社と同時に吹き飛びました。釘の打ち方1つ取っても、先輩の釘打ちは早いし、「ピッチ」と言われる釘打ちの間隔も正確で、きれいです。建物が完成したらお客様の目には触れない部分にも丁寧な仕事をしている先輩の仕事ぶりは、良いお手本です。

夢は新築・リフォームに精通した“匠”

この仕事で一番喜びや達成感を感じるのは、上棟が終わった屋根の上から建物や街並みを見下ろす時です。担当する物件が増えてきて、街を歩いている時に自分が施工した建物に出会うと嬉しいですね。自分が現場を離れた時は、まだ枠組みだけの状態なのでなおさらです。まだまだ半人前で研鑽中ですが、まずは先輩のようなきれいな仕事ができるようになり、次は造作工事も覚えていきたいです。将来の夢は、小学校の時に見た“匠”のように、新築とリフォームのどちらでも最初から最後まで任せてもらえるようになり、お客様に喜んでもらいたい。胸を張って「この家は自分が建てた家だ」と言えるような大工になりたいです。

取材撮影日:2023年12月7日

上司の目

第一印象

まじめでやる気のある新人

「やる気のある新人が入って来たな」という印象。率先して、なんでもやろうとするチャレンジ精神がありました。ツーバイフォーに関する暗記テストに対して、出題範囲以外のことも覚えてきて感心したことを覚えています。責任を持ち、こだわりを持って仕事をする姿勢から、大工に向いているとも感じていました。

現在は

成長著しく、すでにリーダーの風格

まじめなことに加え、人とのコミュニケーションを苦にしないタイプなので、どんどん吸収して成長していると感じています。本人はまだ先輩の下で勉強が必要だと思っているようですが、すでにリーダーとして、後輩を指導する立場に近づいています。後輩の面倒見も良く、勤勉なので、良いリーダーになると思います。

ある1日

8:00~10:00

朝礼、作業
チームごとに集合し、各施工現場に車で移動。現場に到着後は朝礼を行い、本日の作業内容と安全の確認を行う。作業前の朝礼は1日の仕事を効率的かつ安全に行う上で重要。

10:00~10:15

休憩
きちんと休むことも仕事のひとつ。現場でともに汗を流す仲間だから会話も楽しい。先輩から貴重なヒントを得ることもある。

10:15~12:00

作業
小屋組などの高所作業に慣れるのが大変だったが、経験を経て克服でき、今では高所作業中に見える景色が好きだ。施工中、通りがかりの子供たちから「高いところにいてすごいなあ、かっこいい」と声をかけられたりすると嬉しい。

12:00~13:00

お昼休憩
昼食はコンビニ弁当より安くて自分の食べたいものを食べられるので、もっぱら持参した弁当。チームのメンバーだけではなく、現場監督や応援に来た大工、クレーンのオペレーターなどとも休憩中に会話を交わすよう心掛けている。何気ない会話から仕事のコツやアドバイスを得ることも多い。

13:00~15:00

作業
現場で仕事を始めて一番戸惑ったのは、慣れない礼儀作法と言葉遣い。職場の先輩や関係業者、そしてオーナー様は自分より年上の人が多く、どう話したらいいのか悩んだ。しかし、そこで委縮することなく、積極的に話しかけることで身につけた。

17:00

作業終了
最後に現場の整理整頓をして終了。今日も一日お疲れさまでした。